ブログを運営している人なら、一度は収益化を考えたことはあるはず。
Googleアドセンスは、ウェブサイト上で広告の収益化を可能にするものです。設定するには、Googleの審査に「合格」する必要があります。広告配信に適切なサイトであるかどうかをGooglが判断します。
しかし合格の基準がなんとも曖昧なアドセンス。もし不合格だったとしてもどのページの何が問題かまで明確に教えてくれません。これさえやっておけば絶対OK!という正解は誰も知らない・・・
それゆえ、たくさんのブロガーさんが合格のための知恵をネット上で公開されています。

先輩ブロガーさんの役立つ情報に感謝!
わたしのようなブログ初心者でも審査に合格することができましたので、Googleアドセンスの合格を狙っている人にぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
Googleアドセンス合格までの経緯
9月初旬にWordPressでこのブログサイトを立ち上げてから早2ヶ月。最初にアドセンスに申請してから約1ヶ月が経過し、やっとGoogleアドセンスに合格。
私が合格までに審査に申請した回数は5回。「申請するだけタダだーー!」と熱意だけで間髪入れずにホイホイ申請していたもので、振り返ると5回申請してたようです。しっかりと見直して再審査にかければこんなに申請しなくてもよかったかなという反省。
5回目の審査は、申請をしてから5日後に合格の連絡がきました。
覚えている範囲で振り返り
審査時6記事
プロフィール、お問合せ、プライバシーポリシーを設置
お試し気分だったので不合格だけどダメージゼロ。
審査時8記事
HTMLサイトマップを設置
記事を書くよりカスタマイズしたい熱がじわじわ・・・
審査時8記事
「YMYL」に当たりそうな記事を削除
引用元記載であっても著作権にあたりそうな画像を削除
審査時8記事
さらにポンコツ記事を削除し、カテゴリーの見直し
この辺りでこのお兄さんが嫌いに。


審査時11記事
ユーザーの悩みが解決できそうな記事を3つ追加


記事数が全然増えていないことには触れないでおこう。
Googleアドセンス合格のためにやった9つのこと
結論、コンテンツ内容
必須の設定はいくつかありますが、わたしの感想としてはこれに尽きるかな、と。
Googleが公開しているアドセンスの合格基準は「ユーザーにとっても有益な情報かどうか」を重要視している傾向にあります。「人の悩みを解決する記事」を書くのにとても苦労しました・・・。
合格のためには設定必須の項目がいくつかあります。それらを踏まえ、わたしが合格までに行った9つのことを紹介します。前提として、わたしはWordPress(ワードプレス)でブログサイトを作成しています。(他のツールをお使いの方は参考までに・・・)
1.プロフィールページの作成


多くの人が最初に作成するページかと思いますが、このプロフィールページがないとアドセンス合格に不利になると言われています。サイトを立ち上げたら(WordPressであれば)、固定ページでプロフィールページを作成しておきましょう。
2.サイトマップの設置
ブログ初心者からすれば「?」なやつ。わたしも最初の申請時には設置し忘れていました。
サイトマップとは、簡単に言えばサイトページの全体構図を分かりやすく可視化しているものです。サイトマップは2種類あり、サイト訪問者向けの「HTMLサイトマップ」と、検索ページに伝える「XMLサイトマップ」があります。
WordPressのブログサイトであれば、プラグインで簡単に設置できますのでどちらも設置しておくと安心。ちなみに、使用しているプラグインは以下。




3.お問い合わせフォームの設置
お問い合わせフォームはアドセンス合格には必須の項目です。設置することでユーザーの安心に繋がり、サイトを信頼してもらいやすくなります。
こちらもWordPressの場合、「Contanct Form7」というプラグインを使用すれば簡単に設置可能。


4.プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーは、個人情報やパーソナルデータなどの取扱方針を定めた重要なものです。サイトの運営方針なども一緒に載せることもあります。よく企業のホームページで見るアレですね。
こちらは固定ページで作成し、フッターメニューに追加。WordPressのテーマによっては、テンプレートが用意されているものもあります。そちらの一部をありがたく拝借させていただきました。
5.ユーザーが見やすい動線
サイトに訪問してくれたユーザーが見やすいページレイアウトになっているか、動線の見直しをしました。手の込んだサイトの作り込みまではしないものの、最低限の使いやすさは意識しました。
例えば
- ロゴ設置
- グローバルナビゲーションメニュー、フッターメニューの設置
- サイドバーにプロフィールを追加
- 記事は見出しをつけて分かりやすく
6.画像はオリジナルのもののみ掲載
画像はオリジナルかフリー素材でダウンロードしたもののみを使用。
著作権的なこともありますので、外部の素材を利用するのは基本NGです。どうしても必要な場合は出典を明記したりなどルールはありますが、素人には理解し難い内容でしたので使用しないのが無難という判断です。
7.「YMYL」に当たりそうな記事は非公開
YMYLとは、「Your Money, Your Life」の略で、人々のお金、健康、生活、政治などに大きく影響するジャンルのことを指します。ユーザーの利便性を第一に考えるGoogleは、YMYLには特に厳しい基準を設けています。
明確にどこのラインからNGかと言うところまでは分からなかったので、それに当たりそうな記事は一旦非公開またはリライトに。
8.コンテンツの内容見直し
これが一番大事で一番難しかったです。
訪問してくれたユーザーの悩みが解決できるような内容を意識して書きました。(もちろん今後も継続!)
「ユーザーの悩み解決」というとなんだか難しそうですが、身近な人に説明するイメージで記事を書くと書きやすかったです。反対に「これ悩み解決できてないかも」っていう自信のない記事は一旦非公開に。
9.審査待ちの間も更新
5回目の審査中には審査期間の5日間で3記事を新たにアップ。割とこれが良かったのかも。記事数は申請時には8記事、合格通知が来た時には11記事でした。
Googleアドセンス合格不利にまつわる噂を検証
よく合格に不利だと言われる事柄がありますが、実際には「大丈夫だった」ことがいくつかあったので紹介します。「確実に大丈夫!」とは言い切れないので、あくまでも個人の主観で紹介します。
アフィリエイト広告
実際にアフィリエイト広告が何箇所か貼ってある状態でしたが、無事合格。アフィリエイト広告があるとアドセンスに合格できないと思われがちですが、運用次第かと思います。ユーザー視点で常識の範囲内であれば大丈夫そうです。
プライバシーポリシーに、広告利用の旨を載せておきましょう。
再申請までの期間
不合格の通知が来たら、最低1週間はあけて再申請した方がいいと言われたりもします。しかし、早く再申請をしたからと言ってアドセンス合否の直接的に影響はなさそう、というのがわたしの意見。
わたしのように、ホイホイ再申請したところで当たり前にまた不合格です。改善ポイントを探り、改善できたタイミングで再申請をするのが結局は近道だったかなと。
カテゴリー内の記事数
カテゴリー内の記事数が少なすぎると不利というのはよく言われています。サイト立ち上げ初期で記事数が少ないのであれば、そもそも無理矢理カテゴリー分けする必要はなさそう。タグに関しても同様です。
わたしの場合はカテゴリーは3つに絞り作成し、1つのカテゴリーに最低3記事はあった状態で申請。タグは運用なしです。
- 仕事 4記事
- 暮らし 4記事
- その他 3記事
心の支えはSNS
「分からないことは先輩ブロガーさんのノウハウを参考にしよう!」ということで、アドセンスに合格したブロガーさんの情報をSNSでチェック。実際にブログを何度も見て回らせてもらいました。
で、何が自分のブログに欠けているかを分析、って流れにしたかったんですが、心惹かれるブログが多くて今後こんなブログにしたいな、なんて妄想が膨らむ一方・・・あれ
同じようにアドセンス合格に悩んでいるブロガーさんも多く、「自分だけじゃない」と常に心に言い聞かせていました。心の支えになっていたのは紛れもなくSNS。まだSNSを開設していないのであれば、発信も兼ねて始めることをおすすめします。
諦めなければ道は開く


以上、アドセンス合格のポイント9つを紹介しました。
何度も不合格通知を受け取るとなかなかダメージが大きいですよね。しかし、焦らず改善していけば合格の道は開けると思います。
「ユーザーに有益な情報を提供する」記事を意識しながら、一緒にブログライフを楽しみましょう。
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