最近おしゃれな人たちのSNSなどでよく見かけるようになったパロサント。アロマのようなお香のような香りと、スピリチュアルなパワーを秘めているパロサントですが、『パロサントって何?』と思っている人も多いのでは。
今回はそんなパロサントの魅力と使い方について解説します。ぜひパロサントの魅力を知って、生活に取り入れてみてはいかがでしょう。
- 家でのリフレッシュ方法を探している
- 自然なもので癒されたい
- 邪念を追い払って浄化されたい
パロサントとは?

パロサントとは、中南米に自生する野生の木です。スペイン語で『Holly Wood(=聖なる木)』を意味し、インカ帝国の時代からシャーマンたちの間で儀式の浄化香として使われてきました。樹脂を多く含んでおり、甘い香りが特徴的です。
運気アップ?魔除け効果も
そのままでも香りを楽しむことができますが、お香のように炊くとバニラのような甘い香りが部屋中に広がります。インカ帝国では、その濃厚な香りは清いスピリットを引き寄せ、悪いスピリットを追い払うとも言われていました。
そのような特別な香木として扱われてきた背景から、現在でも魔除けや浄化といったヒーリングアイテムとして人気があります。空間の浄化、集中力や瞑想の補助など内面的なリラックスを助けてくれる効果があるとされています。
現在では「幻」希少すぎる木
現在では、ワシントン条約の保護の対象に指定されているため、無断で伐採することは禁止されています。採取できるのは枯れた木のみ。それゆえ、非常に希少な木となっており『幻の香木』とも呼ばれています。
使用方法あれこれ

実は、色々な使い方ができるパロサント。使用方法を解説しますね!
1. お香として


受け皿を用意し、ライターやマッチでパロサントに着火します。
空中で振ったり手で扇いで火を消し煙が出る状態にしたら、浄化したい空間に煙を行き渡らせましょう。その後は、自然に燃え尽きるまで放置して大丈夫です。
削ってもOK
少しずつ消化したいのであればカッターで細かく削り、着火してもいいでしょう。香りが弱くなってしまったパロサントは、薄く削ることで香りが立ちます。
2. サシェとして
麻などの袋に入れ、クローゼットやチェストに入れればサシェとして使用できます。パロサントは虫除けとしても使用されてきたので、防虫効果も期待できます。
自然のもので防虫できるので、『ケミカルな成分が苦手』っていう方にもおすすめです。
3. そのまま置いて


そのままでも甘い香りが楽しめるので、玄関に置いたり部屋に吊るして、芳香剤として香りを楽しむことができます。こちらも香りが弱いと感じたら、カッターなどで薄く削ったり、ヤスリでこすると香りが立つようになります。
4. インテリアとしても
ナチュラルウッドな見た目がインテリアとしても最適。おしゃれな空間作りにも一役買ってくれるパロサントなんです。来客があったら自慢しちゃおう。
色々なパロサントがあります
一般的なパロサントはスティック状の香木ですが、他にもアロマオイルやアクセサリーなどに加工されて販売されています。
スティック状のパロサント
わたしも使用している、米国LunaSandara社のパロサント。エシカルやサステナブルといった主眼で製造販売されているブランドです。ファウンダーのSandraさんが生まれ育った、ペルーの資材を活かした物づくりを行っているんだそう。素敵なストーリー!


アロマオイル
パロサントの木から抽出したオイルです。ディフューザーに入れて香りを楽しむのはもちろん、ハンカチに1〜2滴垂らせば芳香浴が楽しめます。香木と同じく香り豊かなので、心を落ち着かせたり浄化させるのに効果的です。
その他、こめかみや首筋につけてリフレッシュに使用してもいいですし、お湯を入れたマグカップに数滴垂らし、蒸気とともに吸い込んでリラックス〜!なんて使い方もできます。
アクセサリー
パロサントはなんとアクセサリーにも加工されています。魔除けのお守り的な存在として持ち歩くとなんだか心強い。
お皿にもこだわりたい
インテリアとして受け皿にもこだわってみてはいかがでしょう。基本的に、熱に強い素材であればなんでもOK。何気ないお皿がおしゃれ見えに早変わりします。
お皿とパロサントをセットで購入することも可能ですよ。貝殻に乗せたらなんともおしゃれな雰囲気に。





わたしはお気に入りのお皿に載せて使用しています。
ぜひ一度お試しを!
以上、パロサントの効果と使用方法を紹介しました。
遠い昔から、魔除けや浄化として人々に崇められてきたパロサント。甘い香りと共に、スピリチュアルなパワーに包まれ心を落ち着かせてくれるはずです。
おうち時間が多い今だからこそ、手軽に始められるリフレッシュ方法を新たに試してみてはいかがでしょうか。
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